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太倉港総合保税区は中国国務院より許認可を取得

2013/06/04

 5月18日、太倉港総合保税区(TBLC)は国務院の正式な認可を得た。太倉港総合保税区の機能及び税収・外貨管理に関する政策は「国務院は洋山保税港区の設立に対する認可の通知」に準用とする。太倉港総合保税区は厳重な管理を行い、海外の貨物は保税の状態で保税区に搬入できる。国内の貨物は保税区に搬入すると輸出貨物と見なし、税金の還付を受ける。貨物は総合保税区から国内への販売には輸入貨物としての関連規定に基づき通関手続きを行い、貨物の実際状態で税金を徴収される。総合保税区内の企業間の取引には増値税及び消費税を徴収されない。同時に検験検疫(CIQ)、外経貿、外貨管理等機構も総合保税区の企業に対して優遇策を与える。太倉港総合保税区の許認可により、太倉加工貿易のモデルチェンジのステップアップを推し進め、区域経済の発展を伸ばす重要なフラットフォームとなる。太倉総合保税区は蘇州市にある蘇州工業園区、昆山、蘇州高新区に次いだ4番目、江蘇省の9番目、中国の32番目の総合保税区となる。


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